Diary (2006.3.4) 草津ハートセンター落成

 

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草津ハートセンター(http://www.kusatsu-heartcenter.co.jp/)に行って参りました.昼過ぎから新しく落成した草津ハートセンターの内覧会があり,ハートセンターを見学してきました.また夕方から第1回草津ハートセンターインターベンション研究会に参加.その後は落成祝賀会と忙しいスケジュールでした.

   
ハートセンターのエントランスです. 救急車の出入り口もよく考えられた構造でした.
   
受付・会計のカウンター.ホテルの様です. 土地の形に合わせて円形になったとのことでしたが,廊下が弧を描いているため廊下を見通せず,かえってプライバシーが保たれるようになっていました.
   
   
最新のGEのMDCTが設備されておりました. やはり最新のGEの心臓超音波装置.これらはすべてネットワークでつながっているとのことです.
   
ちょっとおしゃれな心電図室の案内板 ちょっと見ると生花のようですが,単なるドライフラワーではなく凍結乾燥させたもののようです.かなり長持ちするそうです.
   
   
モダーンな案内板. 外来の診察ブース.循環器のデータはすべてこの2台のPCの画面で確認できるようになっているそうです.
   
外来処置室の中の様子.いつもの明るい笑顔でセンター内を案内して下さった許先生. 院長室兼カンファレンス室の中の様子.この部屋でセンター開設の際の経緯を玉井先生からお伺いしました.カンファレンス用のプラズマモニターが据え付けてありました.(こんなところでカンファレンスがしたいなぁ...)
   
   
3階のナースステーション 4人部屋の中の様子です.木目調の内装に統一してあり.とても良い感じです.
   
3階の休息コーナー  普通の個室の中の様子
   
   
CCU内の様子 VIPルームの入り口で,許先生,加藤敦先生.
   
VIPルームの応接室での記念写真.左から仙台オープン病院加藤先生,草津ハートセンター副院長の許先生,私です. VIPルームの執務用のデスク.電話だけでなくインターネットの回線も引き込んでありました.やはり今どきこうでなくてはVIPの人は入院できないですね.
   

カテ室は2室あり,GEの最新のFPDと東芝の最新のバイプレーンFPDが設備されておりました.操作室は2つのカテ室の真ん中にあり,広い前室も備え付けてあり,とても使いやすいレイアウトでした.

   
GEのFPDの表示部分 最新のコントローラーが付いていました.
   
GEのアンギオ用のインジェクターはAcistでした. 壁に備え付けのカテーテルの保管スペース.
   
   
東芝のバイプレーンFPDの表示装置 東芝のFPDの操作卓.
   
東芝のアンギオ用のインジェクターはシーマンでした. 日帰りカテの後の観察処置用の安楽椅子.
   

ハートセンターのある草津市は琵琶湖の東側に位置し,そこから送迎用のバスで,研究会と祝賀会の会場である大津プリンスホテルに移動しました.にこやかに案内をして下さった許先生ありがとうございました.

 
有料の近江大橋を走行中のバスから,琵琶湖の湖面に映える銀色に輝く大津プリンスホテルが見えてきました.後ろの山並みは比叡山でしょうか.このあたりは日本史の教科書に出てくる由緒ある地名ばかりです.
 

第1回草津ハートセンターインターベンション研究会は午後6時から大津プリンスホテルのコンベンションホールで行われました.講演は豊橋ハートセンターの加藤修先生です.CTOのretrograde approachについてで,タイトルは"New Concept of Retrograde Approach for Recanalizing CTOs (CART) technique and Septal dilation technique"でありました.いろいろ勉強になりましたが,逆立ちしても加藤修先生と同じことはできないだろうなぁ.....(つぶやき).

   
講演をされる加藤修先生.
   

第1回草津ハートセンターインターベンション研究会の終了後,草津ハートセンター落成祝賀会がとりおこなわれました.地元の草津市の市長さんも出席され,地元でも熱い期待を受けていることを感じました.会場はただただ広く,500名以上の参加者でしょうか,とても盛大な祝賀会でした.日本全国から参加されており,おどろくばかりでした.

   
挨拶をされる玉井秀男院長. 会場の向こう側が見えないくらいの状態でした.
   
記念撮影.左から八戸の菊池先生,私,玉井先生,加藤先生 許先生の閉会の挨拶は泣けました.草津ハートセンターの開設にあたってはずいぶんとご苦労をされたようで,ほろりときました.
   

玉井先生,許先生,スタッフのみなさま,おめでとうございます.

 

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