名古屋国際会議場で行われた第70回日本循環器学会に行って来ました．やはり日循は規模が大きく，なんとポスターの発表会場は薄暗い駐車場でした．

今回は70回となるため，記念の特別展示「日本循環器学会70年のあゆみと将来の展望」と題して古い医療機器が展示されていました．ふと立ち寄ったところ，古い心電計などが展示されており，そのまま引かれるように奥に進むと何か見慣れた装置があるではないですか．「こんな装置が20年前に入局したときあったなあ．」などと思って見ていると，装置の下に「東北大学名誉教授，東北厚生年金病院名誉院長　田中元直先生ご提供」とありました．見慣れていたはずです．なんと入局当時に医局にあった装置そのものでした．

会場の受付	東芝の古いエコーの装置
古いエコーの装置．当時（20年前）は今の様な熱転写のプリンターなどは無く．私が入局した当時も残光型の表示装置をカメラで写真撮影していました．	田中元直先生ご提供の文字
日本初のテーブル型心電計	左の心電計の説明が書いてありましたが，その昔は心電図一つ取るのも大変な時代があったなんてちょっと信じられません．