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Diary (2006.9.16) 第6回仙台PTCAネットワーク・ライブ |
今年で第6回になる仙台PTCAネットワーク・ライブが仙台オープン病院,東北厚生年金病院からの中継で開催されました.ライブの会場は仙台市情報・産業プラザ(アエル)です.当院の術者には,豊橋ハートセンター 土金悦夫先生,兵庫医科大学 舛谷元丸先生,札幌東徳洲会病院 藤田努先生,北海道社会保険病院 五十嵐慶一先生,市立札幌病院 五十嵐康己先生,横浜栄共済病院 道下一朗先生,青森県立中央病院 吉町文暢先生にお願いしました.また,IVUSコメンテーターは虎の門病院 前原晶子先生,カレスサッポロ北光記念病院 野崎洋一先生,市立札幌病院 五十嵐康己先生です.
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中継が始まる前のひととき.舛谷先生と菅原先生のツーショット.今回は舛谷先生に午後のコメディカルセッションの座長をお願いしているため,2カテの最初の症例をお願いしました. |
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1カテで黙々と準備を進める三引先生. |
2カテで準備を進める菅原先生.舛谷先生は壁にもたれてちょっとリラックス? |
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マイクとインターコムを付けてもらっているところです.やはりライブの始まる前は緊張します. |
いよいよ1カテからライブ中継が始まります.今年は後ろに難易度DクラスのCTOを土金先生にお願いしているので,私の症例で時間がかかるわけにはいきません.ちょっとプレッシャーです. |
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舛谷先生にお願いしたのは左回旋枝の複雑な分岐をしている症例です.治療前の戦略について熱いディスカッションがありました. |
いつも的確なIVUSの読みをしてくださる前原先生.勉強になります. |
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症例紹介担当の亀山先生.ちょっと緊張気味かな? |
今回ライブ初デビューの菊田先生.落ち着いたプレゼンでした.ちなみに,こんな風にカメラ撮影は行われています. |
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1カテ2例目の術者をお願いした五十嵐康己先生.右冠動脈の分岐部病変をIVUSの情報をフルに生かして的確に治療されておりました.後ろはIVUSコメンテーターの野崎洋一先生.アシスタントは山中先生です. |
2カテ2例目の術者をお願いした藤田勉先生.石灰化を伴う左前下行枝の分岐部病変をお願いしました.繊細なガイドワイヤー操作にもかかわらず,対角枝が解離するというタフな症例でした.藤田先生お疲れ様でした. |
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という訳で,タフな症例が続いた2カテの2つの症例も何とか終了し,お昼のランチョンセミナーが始まり,一旦中継は中断.お昼の時間です.
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お弁当は普通のものですが,しっかりネットワークライブの印刷がしてあります. |
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じっとIVUSの映像を見つめる初デビューのME相澤さんと三引先生. |
こちらが多少へこんでいても,いつも明るいスタッフの笑顔には救われます. |
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お昼の中断も終了し,午後の中継が始まりました.
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1カテ3例目は難易度Dクラスの右冠動脈CTO病変.やはりこれは土金先生に通してもらう他は無いでしょう.RetroとAnteを使い分けて,最終的にはAnteにワイアーをクロスし,CTO病変にDESを植え込み,拡張に成功.ただただみごとです.終了時には拍手喝采となりました. |
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2カテ3例目.typeMカテーテルを紹介している道下一朗先生.後ろで私が穿刺しているのですが,右橈骨動脈のふれが弱くて,なかなか入りません.その間,typeMカテーテルの説明でつないでくれました. |
道下先生には,6Frシースレスのカテーテルで,前下行枝の症例の治療を行っていただきました.5Frのシースの太さは6Frシースレスカテの太さとあまり変わらないとのことで,これだと5Frのメリットが無くなってしまう!? |
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2カテ4例目は吉町文暢先生にお願いしました.当然ながら5Frです.左前下行枝の症例をお願いしましたが,何の問題もなくサクサクと終了してしまいました.やはり慣れている.さすがです. |
1カテ4例目は1カテがCTOで続いているため,2カテで行ってもらいました.もう中継時間は過ぎておりましたが,五十嵐慶一先生にそのままま残って手技を続けてもらいました.こちらも問題なく治療は終了しました. |
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病院裏手にとめてある中継車です. |
中継車の中はこんな風になっています. |
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ともあれ,午後7時半すぎ全8症例すべての治療が無事終了いたしました.今年は,想定外の経過をとる症例が続き,タフな一日でした.その分いろいろと勉強にもなり,こちらも能力を試されているような気がしました.また,つくづくインターベンションはチーム医療であることも実感させられました.
来年も今年と同じ形でライブを継続できるかはまだはっきりしませんが,その時にはまたよろしくお願いいたします.ライブを支えて下さったすべての方々にあつく御礼申し上げます.
重ねて,ほんとうにありがとうございました.