Diary (2007.8.31) サッポロライブ2007(1日目)

 

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札幌プリンスホテル国際館パミールで開催されたSLDC2007(札幌ライブデモンストレーションコース2007)に参加してきました.CTOは今年もレトロアプローチでの高度な症例が多く,また,ペリフェラルのインターベンションも多く取り上げられ,大変勉強になるライブでした.

   
プログラム,ポスターの表紙はMSCTによる冠動脈と下肢動脈の美しい映像をモチーフにしたものでした.
   
オープニングの症例は齋藤滋先生で,右冠動脈のPCIを5Frで何と言うことはなく治療されておりました.ガイドワイアーはもちろんeel 10で,ボストンのIVUSも問題なく病変を通過しておりました.エンディングの「ハイジャック」のギャグでは会場が一時シーンと静まりかえりました. いつものようにサクサクと症例をこなされる五十嵐康己先生.相変わらず手技が繊細かつ的確です.第1日目のライブ中継は北海道社会保険病院と市立札幌病院のカテ室からでした.
   
時計台記念病院の浦澤一史先生の開発されたIVUS 3D VIEWERが紹介されておりました. PCI前後の2つのIVUS映像をシンクロ(同期)させて表示する事が可能で,PCI前後のIVUSの評価が簡単にできます.すばらしいソフトです.
   
私の仕事は午後のコメンテーターでした.コメンター席からの会場の様子です.超満員です.お隣座った自治医大の勝木孝明先生とスレンダーワイアーを大いに盛り上げることとなりました. 今回のライブでは,ペリフェラルのインターベンションの症例が多く,CTOの症例の治療戦略についてはいろいろと勉強になりました.このCTOのケースでは,プラーク量が多く,末梢塞栓の危険が高いため,セルフイクスパンダブルのステントをそっと留置して終わらせていました.
   
土金先生の症例はもちろんCTOですが,CTOで必要とされるありとあらゆるテクニックが満載で開通させておりました.一つ一つのテクニックがすべて勉強になります.
   

ライブの第1日目はあっという間に終了してしまいました.

 

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