Diary (2007.9.15) 第7回仙台PTCAネットワーク・ライブ(午前) |
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今年で第7回になる仙台PTCAネットワーク・ライブが仙台オープン病院,東北厚生年金病院からの中継で開催されました.ライブの会場は仙台市情報・産業プラザ(アエル)です.当院の術者には,豊橋ハートセンター 鈴木孝彦先生,豊橋ハートセンター 土金悦夫先生,兵庫医科大学 舛谷元丸先生,北海道社会保険病院 五十嵐慶一先生,市立札幌病院 五十嵐康己先生,横浜栄共済病院 道下一朗先生,青森県立中央病院 吉町文暢先生にお願いしました.また,IVUSコメンテーターは兵庫医科大学 舛谷元丸先生,星総合病院 添田信之先生,星総合病院 佐藤真也先生です.
当院で初めて術者をしていただく鈴木孝彦先生と事前の入念な戦略の打ち合わせをする星総合病院の添田信之先生と当院の菅原重生先生. | 午前9時過ぎ,まもなく中継の開始となる1カテでは着々と準備が進められておりました. |
中継開始前の1カテのスタッフの一コマです. | |
午前9時30分,代表世話人の仙台オープン病院金澤正晴先生の開会の挨拶でライブがスタートしました.オープンイングは私の症例からです.
開始直前の操作室のスナップです. | 私の症例は,DES近位部の再狭窄病変で,BMSの超遠隔期の再狭窄です.もちろん5Frガイドでの治療です.舛谷先生からIVUSの的確な情報をいただき,無事に手技を終了致しました. |
今年で2回目になる笑顔がすてきなMEの相澤さんです.よろしくお願いいたしますね. | 舛谷先生には術者だけでなくIVUSコメンテーターもお願いしました.今日は一日中大忙しです. |
午前の2症例目は豊橋ハートセンターの鈴木孝彦先生にお願いしました.左前下行枝と対角枝の分岐部病変です.対角枝のプロテクトが問題となる症例です.
準備が進む2カテの様子です. | アシスタントは星総合病院の添田信之先生と当院の菅原重生先生です. |
ローターをかけている鈴木孝彦先生.ステントを留置する前にローターでの前処理を行っていたこともあり,対角枝は無事に確保され,手技を終了しました. | |
次の症例をお願いした,道下先生と五十嵐慶一先生. | じっと治療の経過を見つめる舛谷先生. |
カテ室を抜け出して,中継車の様子を見てきました.
病院の裏手に停めてある中継車です. | 中継車の中はご覧のように中継のためのモニター等でぎっしりです. |
会場への映像の送り出しには的確な判断が必要です.午前中は坂総合病院の小幡篤先生に映像選択の仕事をしてもらいました. | |
午前の3症例目は横浜栄共済病院の道下一朗先生にお願いしました.左回旋枝の分岐部病変と右冠動脈の病変の2ヶ所です.
タイプMカテーテルで,回旋枝分岐部病変を治療. | その後,右冠動脈についても治療を行っていただきました. |
午前の4症例目は北海道社会保険病院の五十嵐慶一先生にお願いしました.左前下行枝と対角枝の分岐部病変です.やはり対角枝のプロテクトが問題となる症例です.
症例呈示をする当院の菊田寿先生.落ち着いています. | 出番を待つ五十嵐慶一先生. |
今回はコ・オペレーターとして北海道社旗保健病院の古谷純吾先生にきていただきました.比較的小さな左前下行枝でしたが,的確な手技の選択で,対角枝も温存されました. | |
なにはともあれ,午前中の中継は終了し,ランチョン・セミナーを迎えました.今年のランチョン・セミナーは東京女子医科大学心臓病センターの鶴見由起夫先生で,タイトルは「エビデンスと実臨床からみたTAXUSとCypher」です.極めてアップデイトな内容です.
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